2014年3月2日(日):釧路へ〔中標津町郷土館〕
晴れのち曇りで時々粉雪。
最低気温は空港での-11.7℃、最高気温は中標津での-0.7℃「2月中旬並」。
本日は、元釧路市立博物館館長西幸隆氏による「考古学から見たチャシ跡」の講座を拝聴
しに、釧路市立図書館に行ってきました。(主催:釧路アイヌ文化懇話会)
講師である西先生は、釧路市内に所在するチャシ遺跡20箇所の発掘を担当されており、その調査成果について報告されておりました。その中には、現在消滅しているチャシの写真もあったりと貴重な報告を拝聴させて頂きました。ありがとうございました。
(因みに会場である釧路市図書館周辺からも壕が検出されたとのこと)
↓講演会の様子
↓講師である西幸隆氏
本日の講演の目次
1.「チャシとは何か?」
2.釧路地方のチャシと使用者たち
3.チャシ跡と火山灰の関係
4.18世紀のチャシ跡
5.17世紀末?から18世紀のチャシ跡-弟子屈町サンペコタンチャシ跡-
6.17世紀から18世紀のチャシ跡-トコロチャシ跡ー
7.17世紀のチャシ跡
8.17世紀前半のチャシ跡-平取町ユオイチャシ跡・ポロモイチャシ跡
9.16世紀のチャシ跡-陸別町ユクエピラチャシ跡-
10.16世紀以前の最も古いチャシ跡?-厚真町ヲチャラセナイチャシ跡-
11.最も新しいチャシ
付:加賀伝蔵とチャシ物語
本日のブログはM学芸員でした。