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2014年6月8日(日):歌舞伎講座へ[中標津町郷土館]
今日の天気は曇り。 最低気温は空港での8.9℃で「6月下旬並」、最高気温は上標津での12.7℃で「4月下旬並」。 本日は、来月6日に中標津町総合文化会館で開催されます松竹大歌舞伎の見どころを解説された講座『歌舞伎プレセミナー』を聴講しに行っておりました。 多くの方が来場されておりましたので、 みなさん楽しみにしておられるようです!(^-^) 講師である葛西聖司氏(元NHKアナウンサー、古典芸能解説者)の話の内容は興味深く、また、話しの間の取り方、声の大きさ、話しの進め方が絶妙でした。やはり元アナウンサーは凄いですね!会場の雰囲気は、終始和やかでした。 自分も見習ワネバ!(>_<)ゞ 一幕目、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)『角力場』(すもうば) この演目は2人の力士を主人公に曲輪(遊郭)で働く遊女「吾妻」をめぐる物語です。 タイトルの「双蝶々」は、大関である濡髪長五郎と放駒長吉(素人力士)の名前に「長」が付くことからこのようにつ付けられたという。 2人の力士は実在の人物でして、 「放駒」の名跡は、今年亡くなった元魁傑、放駒親方で十七代目になるそうです。 濡髪長五郎のスポンサーである山崎屋与五郎は恋仲の藤屋の遊女吾妻を茶屋へ逢引し、相撲見物するのですが… 何と、山崎屋与五郎の予想とは異なり大関である濡髪長五郎が放駒長吉に敗れる。 そして、濡髪長五郎と放駒長吉が2人で今日の取り組みを振り返ると、濡髪長五郎はなぜ、負けたのかを次第に話し始める…。 三幕目、『傾城反魂香』(けいせいはんごんこう) 演目の主人公である絵師「浮世又平」のモデルになったのが、本日放送NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』に出てくる荒木村重の子、「岩佐又兵衛」でして、この人物は有岡城落城前に密かに脱出して石山本願寺で身を隠し、その後江戸時代に浮世絵の祖として活躍したという。 物語は、 「山科に閑居する土佐将監光信の館にやって来た絵師の「浮世又平」と女房おとく。生まれつき吃音の又平は出世も出来ず、口が達者なおとくと細々と暮らしている。この度、弟弟子の修理之助が土佐の苗字を与えられたことを知り、又平も苗字が欲しいと懇願する。しかし、将監が拒むので、…」又平は死を決意し、最後の作として手水鉢を塔に見たて、自画像を描く。すると… 実は、この演目の主人公「浮世又平」は人間国宝の中村吉右衛門さんのあたり役で女房役の中村芝雀さんと演じてきました。しかし、今回は襲名にあたり中村又五郎さんが中村吉右衛門さんに代わり「浮世又平」を演じるという。 講師である葛西氏いわく、「人間国宝の中村吉右衛門さんの地方巡業は今回で最後になるかもしれないので貴重な機会となります」とおっしゃていました。 来月6日が楽しみです! 本日のブログは、M学芸員でした。
by nakakyou_blog
| 2014-06-08 15:03
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