2014年7月26日(土):カンドーしたりビビったり[中標津町郷土館]
早朝は青空が見えていたもののすぐに曇ってしまい、午後からは雨が降り出した。
最低気温は空港での15.8℃で「8月上旬並」、最高気温も空港での24.9℃で「最も暑い時期を上回る」。
写真は、某所で捕獲したヘイケボタル。
↓光っているようす
この地方に来て24年。
初めて自然界のホタルを見ることができてちょっとカンドーでした。
が、ムシは癒されるものだけではありません。
↓しばらくぶりに訪れた某所
ブログ用にということでこの写真を撮影した直後、ふと横にあったイケマの花に目をやると・・・。
ん?
スズメバチ!?
よーく見てみると・・・
この顔つきはケブカスズメバチでもモンスズメバチでもなく、攻撃性の高いオオスズメバチでは(|||゚Д゚)!?
固まりつつ周囲の状況を確認してみると・・・、あ、あら、けっこういますけど(T_T)カ、カコマレテルー
自分は以前スズメバチに刺されたことがあるのでもう次がない(かもしれない)。
ということで冷や汗をかきつつとにかく刺激しないようにソーっとその場から離れ(しかも急斜面で足場が悪い)、距離を取ってから観察してみたところ・・・、うーむ、どうも顔の特徴といいサイズといい、これは比較的攻撃性の弱いコガタスズメバチのようだ。
「なーんだ、コガタかぁ。焦らせやがってー(-_-)=3」と思ったものの、考えてみるとコガタスズメバチは中標津では未確認種ではないか。
通常であれば数匹を標本にするのだが、今回は・・・見送ることにしました。
昔はいなかったオオスズメバチも数年前から定着したようであるし、これも温暖化の影響なのであろうか。
これからハチの数も増えてくる時期なので、みなさんも森に入るときには充分ご注意ください。
それと、キケンなムシつながりということで、
↓アオカミキリモドキ
触れると皮膚炎を起こすカンタリジンという有毒成分が体液に含まれています。
↓エゾアオカメムシ
刺激するとくさい臭いを出します。
それにしても・・・、自ら出した臭気に気絶したり死んだりするってのはどうなんだろう(^_^;)
by Y