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2014年9月28日(日):タイムカプセル[中標津町郷土館]
朝方は晴れていたものの、その後雲が広がり雨が降ったりする。 最低気温は空港での7.1℃で「9月下旬並」、最高気温は中標津での20.4℃で「9月中旬並」。 下の写真は、先日収蔵庫で作業をしていた際に目についた「きっぷ受箱」。 駅名が書かれていないようだが、はて、どこの駅のものであったものやら??? 何の気なしに振ってみたところ、ん?、音がする。 逆さまにしてみれば・・・、おお、切符が見えるではないか! 取り出すことができれば駅名が分かるゾ、ということで、なんとか鍵をはずしてみたところ・・・ わ!、こんなに!?(@_@) 箱の下にあった切符は箱の形で固まっており(だから振ってもほとんど音がしなかったのか)、また、印字がすっかり消えているものもかなりある。 どうやら廃止されるかなり前から開けられていないようである。 さて、 出てきたものを見てみると、どの切符にも「協和駅」と書かれていることから、この「きっぷ受箱」は協和駅で使われていたものであることが分かった。 ウィキペディア - 協和駅 ・地域の請願によって開設されたもので、当初から旅客扱いのみの駅員無配置駅(『彩雲鉄道』 P82) 早速整理を始めてみると・・・、6種程に分けられるようだ。 中にはこんな日付の切符があった。 ↓昭和64年3月29!? 昭和64年は1月7日までで、翌8日からは平成になってしまうことから実際には存在しない日付であるが、これはおそらく昭和天皇の崩御以前に日付をスタンプしたものなのであろう。 さて、ではどのくらい前から開けられていないのか?、ということで最古の切符を探してみたところ、(今のところ)昭和62年1月2日の切符が一番古いようだ。 となると、四半世紀を迎えたJR標津線廃止のさらに2年前、つまりこの箱は27年前ぶり開けられた、ということになろうか。 さながらタイムカプセル、いや立派なタイムカプセルと言えよう。 この仕事をしていると、時折こうした発見に出会うことがある。 あくまで個人的な感想であるが、学芸員という仕事の醍醐味のひとつではないかと思う次第。 なお、 現在しるべっと(中標津町総合文化会館)にて、ミニ特別展「思い出の標津線 リターンズ」を開催中です。 (10月2日まで、9~22時) 近くにお越しの際には是非! これを見逃すと、廃止30周年となる5年後の特別展まで見ることができませんよ^^ by Y
by nakakyou_blog
| 2014-09-28 20:28
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Comments(6)
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yumehorisi at 2014-09-28 22:27
28日20時のアップでは、コメントする方もそれなりですね。
面白い発見でびっくりです。 確かに、醍醐味ですね。 ただ、初めてこの大地に釧路から入り込んだ乗り物は、車だったのです。 「標津しべつ線・にしはるべつ1枚」と八戸で買った切符は、今も持ってます。
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nakakyou_blog at 2014-09-29 16:59
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持田 誠
at 2014-09-30 07:48
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昭和64年のやつは回数券ですね。3ヶ月有効ですから昭和63年12月29日に発行されたのでしょう。どれも貴重な資料ですね。
しかし、集札をきちんとしていなかったという事か・・・
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持田 誠
at 2014-09-30 07:54
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B型硬券、軟券(券売機用ロール券)、軟券(常備券)、出札補充券、車内補充券、あとひとつよくわからないがC型の甲券なのかなあ。
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nakakyou_blog at 2014-09-30 20:06
持田さん
さすが!、ありがとうございます^^
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at 2016-08-03 14:51
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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