2013年12月21日(土):徒然なる一日[中標津町郷土館]
今日の天気は曇り。
最低気温は上標津での-1.8℃、最高気温は中標津での+1.4℃「12月中旬並」。
↓丸山公園の様子
ここ数日ど~んよりですね。
本日は、年明けの講義準備をのため『加賀家文書 現代語訳版 別海町郷土資料館』を拝読しておりました。
アイヌ語通辞(今でいう通訳)である加賀伝蔵さんが北辺防衛のために渡ってきた会津藩に関する出来事をたくさん記録してくれていますので、本当にありがたいです!
また、それの現代語訳を発行していただいた別海町郷土資料館さんにも感謝です!
↓写真は、『加賀家文書 現代語訳版 別海町郷土資料館』です。
↓「御出席の図」「十六、ヲムシャを勤めた順序」(上記の見開きページ)
万延元(1860)年に、北辺防衛のために渡ってきた会津藩が、標津にて番屋やアイヌの人々を集め、各種取り決めごとの通達儀式「ヲムシャ」を行いました。
その時の、役人やアイヌの人々の席順が記録されています。
さらに、「ヲムシャ」を終えた後に、お酒などがふるまわれたそうです。
↓会津藩士、一之瀬紀一郎による「ヲムシャの図」(別海町立加賀家文書館蔵)
すこし、講義内容を話しすぎました…(>_<)ゞ
本日のブログはM学芸員でした。