2014年7月6日(日):中標津で歌舞伎[中標津町郷土館]
今日の天気、晴れ!
最低気温は上標津での8.9℃、最高気温も同所にて23.7℃。
本日は、(個人的に)待ちに待った松竹大歌舞伎が中標津町総合文化会館にて開催されました。
会場は大入りで、開場数分前には玄関口に行列ができるほど。
Y&M学芸員も行っていたのですが、中標津町の双蝶々(=町長&副町長)の姿もありました。
↓会場の玄関口の様子
さて、今回の演目の一つである「双蝶々曲輪日記 角力場(ふたつちょうちょうくるわにっき すもうば)」は、大阪堀江にある角力小屋を舞台にした演目ですが、実際に土俵やそこでの取り組みがでてくるわけではありません。
しかし、小屋から聞こえる歓声の音、行司の呼び出しの音、雰囲気がまさに江戸時代にタイムスリップをしたかのような感覚になりました。それだけ、江戸時代の相撲小屋で賑う庶民の様子がよく現れていました。
不思議と「懐かしいなぁ~」と感じました。
歌舞伎はフイクションですが、当時の庶民の様子がそのまま見ることができるし、歴史を体感できるのがいいところかと思いました。
何といっても、中村吉右衛門さんを間近に見ることができたのは嬉しかったですね。
中村勘三郎さんと市川団十郎さんの2枚看板を失ったなかで、平成生まれで今回襲名した中村歌昇さんたちが一生懸命演じられていたことに同世代の一人として勇気を頂きました。
また、「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」では、襲名されたばかりの中村又五郎さんと中村芝雀さんとのコンビ、掛け合いも素晴らしかったです。
また、歌舞伎を楽しみたいと思います!!
残念ながら、「播磨屋!」「○代目!」といった掛け声がなかったため、(本来歌舞伎座ではありえないのですが)1階席から「播磨屋!」、「二代目(中村吉右衛門)」と掛け声をかけてしまいました…
↓受付には、歌舞伎グッズが販売されていました
人!人!人!…
買うのに一苦労でした。
↓パンフレットや
↓手ぬぐいも
助六や弁慶などを演じる時の隈取が描かれています。
本日のブログは、学芸員のMでした。