中標津町郷土館ブログ 学芸員日誌【書庫】
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2014年10月11日(土):標津ニテ標津線ノ名残ヲタドル[中標津町郷土館]


今日の天気は、曇り時々小雨。強風付き。
最低気温は上標津での6.8℃、最高気温は中標津での12.5℃で「10月下旬並」。

本日は、隣町である標津町生涯学習センターあすぱるにて、標津町教育委員会(ポー川史跡自然公園)の企画展『標津線廃線四半世紀企画展 昔日の根室標津駅~根釧原野を駆けた鉄道終着駅の記憶~』を観覧させて頂いた後、「元国鉄マンが語るギャラリートーク」を拝聴させて頂きました。

↓企画展の様子
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↓なんと、当時の駅に掲げられていた看板「根 室 標 津 駅」が展示されていました!!
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「う~ん、中標津駅の看板もあればいいのになぁ~」なんて思ってしまいました・・・。

それから中標津駅に関する資料もあったりと標津線に関する資料がたくさん保存されていたことに驚きました。
また、中標津駅と標津駅での地域住民の利用の仕方の様相が異なることも貨物輸送などのデータから読みとることができ非常に興味深かったです。

↓国鉄OBトークのナビゲータ役は、釧路臨港鉄道の会代表 星 匠さんでした。
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↓標津線で勤務していた国鉄OBの方々
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標津線の座談会では、様々な秘話を聞くことができました。
一部ですが、ご紹介したいと思います。
・標津線は、非常にアップダウンが激しく運転するのが難しかったという。因みに、「標津線沿線勾配図」が展示されているので見て頂くとおわかり頂けると思います。

・冬の運転も非常に難儀したという。ホワイトアウトになると視界不良になったり、運転席に居ると運転走行の寒風により窓側半分は寒く、暖房側では暑くなり、寒暖の差が大きかったという。

・冬の運転では、標津茶から標津で方向転換した後、中標津駅でSLの給水をしたという。

・冬のごはんは冷めやすいので、機関士たちは飯盒を持って乗車し中でご飯を炊き、標茶から運行した場合は中標津駅でちょうど炊けて食したという。(因みに、標茶ー中標津間は45km)

・標津町、町指定文化財に指定されている『根室標津駅転車台』は、人力で動かすため、SLが転車台の中央に位置しないと片方が重くなり、動かすことができないので必ず重心が中央になるように止めなければならなかったという。これも非常に難しかったという。

・標津線廃線は、昭和50年代後半には噂になっていたという。

星氏曰く、昭和30年代と昭和40年代では車の所有率が大幅に異なり、昭和40年代以降一家で1、2台所有するようになり貨物旅客数が減少していったという。


標津線の名残をたどることができて有意義な一日でした。

なお、
当館では、現在計根別の交流センターにてミニ特別展「思い出の標津線 リターンズ」を10月19日まで開催中です。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

本日のブログは、学芸員のMでした。
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by nakakyou_blog | 2014-10-11 16:46 | Comments(0)