今日はコウモリの調査。
昨日、自分は行けなかったのだが、状況を聞くと「全く反応がない。おかしいなぁ」とのこと。
一昨日捕獲したカグヤコウモリは人工物や樹洞をねぐらとするので、牛舎など鉄板で囲まれた場所に入り込まれると電波が遮断されてしまうのだという。
とりあえず、網にかかった方角から山~武佐方面が怪しいということで、2手に分かれて各農家付近を一軒づつまわって反応を確認する。
・・・が、反応はなし。
とうとう捕獲場所から山方面を行きつくしてしまったので、ダメもとで開陽小学校付近へ行ってみた。
すると、2つつけた発信機のうちの1つに思いっきり反応あり!。
「近くの農家では?」ということで、牧場内にお邪魔してしばらく調査させていただいたのだが、どうやら学校近くの森が怪しいことが判明。
と、いうことで25度の快晴の下、合羽を着て、長靴を履いて、背には荷物の入ったリュック、首からは受信機、右手にはアンテナを持ち、森の中へ突入する。
しばらく汗だくで森の中を行ったりきたり・・・、がいまひとつよく分からない。
かなり歩き、結局もっとも反応の強かったあたりを細かく調べたところ、ようやくねぐらとして使用されている1本の木を見つけることに成功する。
いやー、よかったよかった。
それがこの木。
結局、ねぐらは捕獲場所から直線距離で約1.4キロ離れた、学校からそう遠くない場所であった。
ただ、ねぐらを替えるかもしれないので、明日もう一度行ってみる予定。
それと、もうひとつの発信機の電波は拾えていないのが気がかり。
自宅に戻り、首の辺りがムズムズするなぁ、と思ったらダニが食いつきかけていた。