少し古い話しだが、
7月2日にこんなものを撮った。
毒々しいイモムシだが、蝶の幼虫である。
その後、
7月5日には蛹になったので自宅に持ち帰ってみた。
そして、9日目の7月14日に羽化。
幼虫と蛹では種名までは判らなかったが、エルタテハであった。
ちなみに裏はこうなっている。
落葉や枯葉のあたりで翅を閉じると見事な保護色となる。
「L」型のマークが入っているので「エルタテハ」と名づけられた。
この種を含むタテハチョウの数種は成虫のままで越冬し、春早くても暖かい日に飛び始め、7月上旬くらいまで前年の個体を見ることができる。
そういえば、最近エルタテハとよく似た「シータテハ」(「C」型のマークの入っている)をあまり見かけない気がするなあ。