今日、以前から作成していた
中標津の山々のページが完成したのでアップした。
まだ修正しなければならないところがあるが、9割方完成である。なかなかてこずってしまったなぁ。
原案と写真の提供、そして作業まで手伝ってくれたDさん、ありがとうございます。
午後から、「植物を知ろう会」の世話人であるAさんから連絡が入る。
実は以前から「○○に分からない植物がある」とのことで、「今日採ってきたから見てほしい」とのこと。
4分の3世紀も根室管内の植物を見つづけ、「体の組織も植物に近づきつつある(本人談)」Aさんに分からなくて、はたして自分に分かるだろうか(^_^;)、と思いつつも見せてもらう。
で見ると、デ,デカイ。3mはあるだろうか。
茎はオオイタドリそっくりで中空。でも葉や花が明らかに違う。自分も初めて見た。
聞くところによると本州から持ち込まれたものらしいのだが、もう数十年も前から細々と繁殖しているのだという。
少々途方に暮れたが、しばらくあちこち探しているうちに、どうやらハチジョウイタドリ(自生地は八丈島や伊豆諸島)である線が強い、ということが分かった。
ただ、気がかりは説明文にある「葉に光沢がある」ということ。実際の葉を見ると、「ある」と言うほど光沢は強くない。
早速、「怪しいヤツを見つけましたよ!」と連絡し、Aさん宅にて共に同定する。
・・・やはり間違いない。
問題の「葉に光沢がある」ということについては、「八丈島などに比べて日差しの弱い当地において、数十年間にわたって世代交代を繰り返しているうちに弱くなってしまった可能性があるだろう」ということに落ち着いた。
中標津という地に八丈島方面という、こちらからすれば南国の植物が越冬し、何十年も繁殖している、ということに驚く。そりゃ分からなくても無理はないよなぁ。